ジャンル | アドベンチャーゲーム |
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対応機種 | メガCD |
開発元 |
日本コンピュータシステム 小学館プロダクション |
発売元 | 日本コンピュータシステム |
人数 | 1人 |
メディア | CD-ROM |
発売日 | 1993年4月23日 |
価格 | 8,300円 |
『らんま1/2 白蘭愛歌』(らんまにぶんのいち びゃくらんあいか)は日本コンピュータシステムから発売されたメガCD用のアドベンチャーゲームである。
1993年4月23日に8,300円で発売され、初回生産分にはテレホンカードが同梱された。
概要[]
同社のゲーム『らんま1/2 とらわれの花嫁』と同様、完全オリジナルストーリーで展開される。コマンド選択によるアドベンチャーパートと、ジャンケン方式で展開される格闘パートがある。 アドベンチャーパートは普通にプレイしていても詰まるような所もなくデジタルコミックに近いが、格闘パートは動体視力が必要になるため、負けるとやり直しとなり先には進めない。
一旦中断した続きをプレイするには、セーブ方式では無くパスワード方式によるものになっている。ゲームオーバーになったり特定のシーンの「パスワード」のコマンドで確認できる。
『とらわれの花嫁』と比べアニメーションが多彩になっているが、音声がメガドライブ特有のノイズ混じりのものになってしまっている。
プロローグ[]
良牙、ムース、玄馬が何者かに襲われ姿を消した。そんなある日、乱馬に天童なびきが3,000円で変身体質を治す方法を売るという。急いでお金を用意するが、なびきは姿を消してしまう。
そこへ現れた右京も同じ情報を掴んでいた。その情報を元に謎の巨大研究所を訪れのだが・・・。 テンプレート:ネタバレ
格闘パート[]
「突く」「必殺技」「蹴る」の3つのコマンドがあり、それぞれ「突」「必」「蹴」のマークで表示されている。下記のようなルールで勝敗を決していき、乱馬または相手の体力ゲージがゼロになると勝敗が決まる。 また、ダメージを受けると「闘気メーター」のレベルが1つ上がり、5レベル以上で闘気が使用できる。これを実行してからルールに従った攻撃が当たれば大ダメージとなる。ただし、相手も使用してくる。
- 「突く」は、「必殺技」に勝ち、「蹴る」に敗れる。
- 「必殺技」は、「蹴る」に勝ち、「突く」に敗れる。
- 「蹴る」は、「突く」に勝ち、「必殺技」に敗れる。
- 引き分けはお互いにノーダメージ。
ゲームでは全てコンピューター相手になるが、相手の選ぶ手はルーレットで高速に変わっていき決めた手が一瞬だけ見えてナルトで隠れてしまう。これを上手く確認出来れば相手に確実にダメージを与えることが出来る。 このルーレットのスピートはストーリーが進むほど高速になり、終盤には肉眼で確認するのは難しいほどである。
戦闘相手は、久能、良牙、ムース、ブヨブヨ(ゲームオリジナルキャラクター)、バイオ1号(ゲームオリジナルキャラクター)になるが、彼らに負けるとゲームオーバーになる。ただしバイオ1号相手だけ強制的に負けになるイベントがある。
登場人物[]
ゲームオリジナルキャラクター
括弧内は声優である。
- 南条ありさ(横山智佐)
- いわゆる「お嬢様」であり、性格はわがまま。「呪い」によって人生を悲観し、ある願望を叶えるため二重格人(ふたえかくと)に呪泉郷に関わった人間を連れてくるよう命令していた。
- 二重格人(池田秀一)
- 南条ありさに仕える呪泉郷研究者。ありさの命令には逆らえないが、一方でありさに対する感情から乱馬とありさを会わせないように画策していた。
主題歌[]
- オープニングテーマ
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- 「魔法の翼」
- 作詞 - HIRO / 作曲 - HIRO / 編曲 - 小西貴雄 / 歌 - HIRO[1]
- エンディングテーマ
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- 「きみと僕」
- 作詞 - HIRO / 作曲 - HIRO / 編曲 - 小西貴雄 / 歌 - HIRO
脚注[]
- ↑ HIROのデビュー作となった。また、翌年同じ高橋留美子原作のメガCDゲーム「うる星やつら 〜ディア マイ フレンズ〜」の主題歌も担当している
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